消費者金融の歴史と質屋さん

消費者金融の歴史をたどると面白い発見や驚きの発見が沢山あります

消費者でお金を借りる前に、消費者金融について色々知っておくと面白い話が沢山出てきます。

「へぇ??!そうなのか!」と感心することも多い反面、「いや??!当時はすごいエゲツない事をしていたんだな!!」とビックリしたり・・。

とにかく消費者金融の歴史をたどると面白い発見が沢山あります

また消費者金融業界の栄枯盛衰を垣間見る事も出来ます。

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消費者金融と質屋

消費者金融を語る時に、切っても切れない存在が「質屋」です。

質屋に関しては最近ではあまり聞かないし、街でもあまり店舗を見かけることはありません。

ぶっちゃけ廃れてしる業界が質屋なのですが、消費者金融が普及する前は、『お金を借りる時は=質屋』というのが定番でした。

質屋は物をお店に預けてお金を借りる、今でいうと有担保ローンみたいなものです

ブランド物や高級腕時計、着物、宝石、指輪などを質屋に担保として預けてお金を借りる・・・・・という話を昔のドラマや映画、漫画などありましたよね?

私も子供の頃に質屋に対して「へぇ?!質屋って金貸しなんだなぁ」というイメージを持っていました。

そして、期日までにお金が返済できないと、担保として預けた物が質屋に召し上げられてしまいます・・・・。

これを「質流れ」と言いますが、「お金を借りる=質屋」というイメージを持っていた今の団塊世代の人も多いかと思います。

しかし、そんな質屋も時代の流れとともにどんどん廃れていきます

戦後日本は高度成長期を迎え、どんどん豊かになり物が余るようになっていきます

物が余ってくれば、物の価値が下がっていきます。

物の価値が下がれば、物の価値を担保にしてお金を貸し付けていた質屋の存在意義も薄れていきます。

質屋は時代の流れとともにどんどんお店が減っていきました。

その廃れていった質屋の代わりに普及していったのが消費者金融です!

消費者金融は基本的に無担保融資です

また原則、保証人も要りません

つまり、物の担保力や他人の信用力(保証人)無しで、本人の信用力のみ担保にお金を貸すスタイルが消費者金融です

物を担保にお金を融資する有担保融資の質屋とは性質が違います。

このお手軽さが庶民の支持を得て急激に発展していきました

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