肉体労働者(ブルーカラー)は消費者金融の審査が不利と聞いたけど本当か?
消費者金融の審査通過で職業の有利・不利があるのかについて書いてみます。
あなたは消費者金融の審査に有利な職業、消費者金融の審査に不利な職業はあると思いますか?
世間一般では『ホワイトカラーの職業は審査が通りやすい、しかしブルーカラーの職業は審査が通り難い』と言われております。
これは本当でしょうか?
ちなみにホワイトカラーは事務職や頭脳労働系、専門職系などの仕事です。
一方でブルーカラーは肉体労働系、ガテン系などの仕事です。
頭脳労働系や専門職など頭を使い体を使わない職業が消費者金融の審査に通りやすく、体を使った肉体労働は消費者金融の審査に通り難い・・・。
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これは本当だろうか?
肉体労働系の仕事は消費者金融の審査に通り難いのは一部当たっている
これは全ての肉体労働系の仕事に当てはまるわけではありませんが一部当たっていると思います。
消費者金融会社では、審査のスコアリングでブルーカラー(肉体労働系)の仕事に就いている人はホワイトカラー従事者よりも小さいスコアにしていると推測できます(あくまでも推測ですが・・・)
つまり頭脳労働系などのホワイトカラーよりも肉体労働系のブルーカラーの方が審査には不利なスコアになっていると思われます。
肉体労働系(ブルーカラー職)がホワイトカラー職よりも消費者金融の審査で不利なワケ
ではなぜガテン系の肉体労働者(ブルーカラー職)が消費者金融の審査で不利なのか?
⇒仕事がきついから離職率、転職率が高い(収入安定性に不安がある)
⇒建築現場などの仕事は天候に左右されやすく毎月の給料が不安定
⇒そもそもガテン系の仕事は正社員率が低い(アルバイト、委託社員、派遣、自営業、一人親方が多い)
⇒怪我などで体を壊しやすいリスクがある(体を壊して仕事が出来なくなり収入が安定しない)
以上のことから、肉体労働系のブルーカラーのお仕事をされている人は、ホワイトカラーのお仕事に就いている人よりも審査が不利だと推測できます。
消費者金融の審査に不利な肉体労働系のお仕事の一覧
・建築現場
怪我のリスク、天候で仕事が左右される、離職率が多い、一人親方(自由業者が多い)、正社員が少ない、収入安定性が無い
・トラック運転手(ドライバー)
事故のリスク、離職率が多い、正社員が少ない、
・タクシー運転手(ドライバー)
事故のリスク、歩合制で収入安定性に不安、運転手激増で収入減少リスク
・警備員、ガードマン
収入が少ない、正社員が少ない、天候や現場によって仕事が安定しない、
・飲食店
正社員が少ない、離職率、転職率が多い、収入安定性に欠ける
・清掃員
正社員が少ない、離職率が高い、収入が少ない、安定性に欠ける
・水商売
正社員が少ない、離職率、転職率が高い、歩合制で収入が安定しない
・・・・・以上、消費者金融の審査に不利なホワイトカラーの肉体労働系のお仕事を取り上げてみました。
ただ、注意すべき点は上記の職業に就いているからといって全く消費者金融の審査に通らないという訳でもなく、全く借りれないという訳でもありません。
上記の職業に就いている人でも、しっかりと審査に通っている人もいますし、ガッツリとお金を借りれている人もいますので、、その点は誤解無きように・・・・。
肉体労働者(ブルーカラー)でも消費者金融の審査に通る人
肉体労働者(ブルーカラー)の人が消費者金融で審査が通る人、借りれる人はどんな人か?
⇒勤続年数が長い(収入安定性があると判断される)
⇒正社員である(安定した職業に就いていると評価される)
⇒既に実績がある(他社のローンやクレジットカードの利用実績があり毎月しっかりと返済している人、クレヒス内容が良い人)
⇒安定収入を証明できる(収入証明書等で)
上記の条件を満たしている人ならば、信用度も高く、収入安定性も問題ないと判断されるので、たとえ肉体労働者(ブルーカラー)でも消費者金融の審査に通るでしょう。
肉体労働者でも審査が通りやすい消費者金融は?
意外なようですが、、、肉体労働系の人は大手の消費者金融の方が借りやすいのではないかと思います。
なぜなら、大手の消費者金融は全て「アルバイト、パート、自営業でもOK」となっているからです。
正社員率の少ない肉体労働系の仕事の場合は、アルバイトやパート、自営業者と審査の親和性が高い大手の方が融資できる可能性が高いと思います
安定収入を証明出来て、過去に問題(ブラックリストなど)が無くて、他で何件も借金していなければ(多重債務で無ければ)肉体労働者でも大手の消費者金融で借りれます。
逆にブラックリスト者や多重債務者に寛大な独自審査をする中小消費者金融は、肉体労働者(ブルーカラー)には相性が悪く審査が通り難いのではないかと思います。
なぜなら中小消費者金融は、「正社員でなければダメ」とか「国保(国民健康保険)の人はダメ」とか結構、融資に制限がある業者が多いからです。
正社員率が低く、国保の人が多い肉体労働者(ブルーカラー)の人は、中小消費者金融の審査基準からはじかれて融資が受けられない人も多いと思われます。
勿論、中小の消費者金融会社でも「アルバイト、パートでもOK」、「国保でもOK」という業者があるので、肉体労働者の方で大手では借りれなかった人は、「アルバイト、パート、国保でもOK」の中小消費者金融を選ばなければなりません。
肉体労働者だった私の消費者金融の審査体験
これは私の経験、体験談ですが元々、肉体労働者をやっていた頃の話です。
私は警備員(ガードマン)の仕事をしておりました。
正社員で月収20万円位、勤続2年の頃。
その時、大手の消費者金融と信販系のキャッシングの審査に通りました
その後、転職してアルバイトでドライバーの仕事をしました
月収27万円、勤続1年半位の頃に某大手の消費者金融に申込んだら、これも審査が通りました。
しかし、その後は勤続2年で中小の消費者金融に融資を申込んだら「保証人を立てて下さい」と言われたのでビビッて途中で辞退しました(笑)
肉体労働をやっていた当時の私の経験では、中小よりも大手の消費者金融の方が審査が柔軟な印象を受けました。
申込んだら20分?40分位ですぐに審査通過してましたね
逆に中小の場合は、審査時にネチネチと仕事の事とか、家族構成とか友人関係とか根掘り葉掘り聞かれてあまり良い印象はありませんでした。
肉体労働系の方は消費者金融に申込みをするなら大手から申し込んだ方が良いですね
まぁ、これはホワイトカラーの人も同じだと思いますが・・・。